「第二種電気工事士を取りたいと思っているけど、次の試験はいつ申し込めばいいの?」という方へ。筆者は現役の電気工事士(でんきや慎ちゃん)で、この資格を独学で取得しました。
2026年度(令和8年度)の下期試験は、申込受付が2026年8月17日(月)10時から始まります。この記事では、電気技術者試験センターの公式発表をもとに正確な日程を整理しつつ、「今から申し込んで、技能試験までにどう準備すればいいか」を電気屋目線でお話しします。
🎯 この記事の結論
- 下期試験の申込受付は2026年8月17日(月)10時〜9月3日(木)17時(電気技術者試験センター公式発表)
- 技能試験は2026年12月12日(土)または13日(日)。申込から技能試験本番までは約4ヶ月ある
- 学科試験はCBT方式(9/24〜11/8の期間内で自分の都合の良い日を選べる)が中心。一部会場のみ筆記方式(10/25)
- 受験手数料はインターネット申込11,100円/郵送申込12,500円(いずれも非課税)
- 申込を逃すと次のチャンスは2027年度上期(例年3月申込)まで半年以上待つことになる
令和8年度下期試験の日程(電気技術者試験センター公式)
まず、公式サイトで公表されている日程を正確に押さえておきます。上期・下期で日程を勘違いしている人が意外と多いので、必ず自分が申し込む回の日程を確認してください。
| 項目 | 令和8年度 下期 |
|---|---|
| 申込受付期間 | 2026年8月17日(月)10時 〜 9月3日(木)17時 |
| 学科試験(CBT方式) | 2026年9月24日(木)〜 11月8日(日)の期間内で受験者が日時を選択 |
| 学科試験(筆記方式) | 2026年10月25日(日) |
| 技能試験 | 2026年12月12日(土)または13日(日) |
| 受験手数料(インターネット申込) | 11,100円(非課税) |
| 受験手数料(郵送申込) | 12,500円(非課税) |
出典は電気技術者試験センター公式サイトの試験日程ページです。年度によって日付が変わるので、申込直前にも必ず公式サイトで最新の日程を再確認してください。
⚠️ 申込を逃すとどうなるか
第二種電気工事士の試験は年2回(上期・3月頃申込/下期・8〜9月頃申込)しかありません。下期の申込期間(9月3日17時まで)を過ぎると、次に申し込めるのは翌年度の上期試験(例年3月中旬〜4月上旬)です。「取りたい」と思ったタイミングで申し込めないと、半年以上先延ばしになってしまいます。
学科試験はCBT方式なら期間内で自由に日時を選べる
学科試験はCBT方式(テストセンターのパソコンで受験する方式)が中心になっています。CBT方式の場合、9月24日から11月8日までの約6週間の実施期間の中から、受験者が自分の都合の良い日時・会場を選んで予約する仕組みです。仕事や家庭の予定に合わせて調整できるのは、独学で働きながら取る人にとって大きなメリットです。
一方で、CBT方式の会場が近くにない・都合が合わないなどの事情がある場合は、10月25日の筆記方式(マークシート)で受験する選択肢もあります。申込時にどちらかを選ぶ形になるので、自分の生活スタイルに合わせて選んでください。
申込から技能試験までの逆算スケジュール
申込(8月17日〜9月3日)から技能試験本番(12月12日または13日)まで、実質3ヶ月半ほどあります。この期間をどう使うかが合格の分かれ目です。筆者が独学で合格した経験から、おおまかな配分の目安を挙げます。
- 9月〜10月前半:学科の勉強。市販テキスト1冊を繰り返し解いて、CBT方式なら期間内の早めの日程で受験してしまう
- 学科試験のあと〜11月:技能試験の練習開始。候補問題13問は例年6月頃に公表されるので、その内容に沿って練習用材料をそろえる
- 11月〜12月上旬:候補問題13問を実際に手を動かして反復。複線図を素早く書けるようにし、40分の制限時間内で組み上げる練習を繰り返す
学科に受かってから技能の練習を始めても、1ヶ月以上は確保できる計算です。ただし仕事をしながらだと練習時間の捻出が一番のネックになるので、「学科の勉強と並行して候補問題の存在だけは早めに知っておく」くらいの心づもりで動くと余裕が生まれます。
独学で間に合うか(筆者の実体験)
「独学でこの期間に間に合うのか」と不安に思う方も多いと思います。筆者自身、通信講座は使わず、市販テキストとYouTubeの解説動画だけで独学合格しました。工具や練習材料もヤフオクの中古品でそろえて費用を抑えています。技能試験の合格率は約71%と決して低くなく、候補問題があらかじめ13問すべて公表される「出る問題が分かっている試験」なので、練習量さえ確保できれば独学でも十分に間に合います。
独学の具体的な進め方・工具の選び方・費用を抑えるコツは、以前まとめた記事に詳しく書いています(→ 第二種電気工事士は独学で取れる?ヤフオク中古工具で合格した実例はこちら)。今回の記事と合わせて読むと、申込から合格までの流れがつかみやすいと思います。
資格を取ると暮らしで何ができるようになるか
「資格を取って何に使うのか」を先にイメージしておくと、勉強のモチベーションも保ちやすくなります。第二種電気工事士があれば、たとえば次のような作業が自分でできるようになります(無資格でやると法律違反です)。
- 棚の裏に隠れて使いにくくなったコンセントの位置を変える(→ 筆者が実際にコンセントを移設した実例はこちら)
- 古い蛍光灯器具をLED器具に交換する「バイパス工事」(電球をねじ込むだけの交換とは違い、資格が必須な範囲です。→ LED交換で電気代がいくら下がるか・資格が要るケースの線引きはこちら)
- エアコン専用回路の新設、照明スイッチの増設など
業者に頼むと数千円〜数万円かかる作業を自分の手でできるようになるのは、この資格の実用的な魅力です。
よくある質問(FAQ)
Q. 下期試験の申込はどこで行いますか?
A. 電気技術者試験センターの公式サイトにあるマイページから、原則インターネットで申し込みます。郵送での申込も可能ですが手数料がやや高くなります。
Q. 学科試験に落ちたら技能試験は受けられませんか?
A. 受けられません。学科試験に合格した人だけが技能試験に進めます。ただし、過去に学科試験に合格している場合は一定期間、学科免除の制度があります(免除の条件は公式サイトの「免除情報の検索」で確認できます)。
Q. 申込期間を過ぎてしまったらどうすればいいですか?
A. 下期の申込を逃した場合、次に申し込めるのは翌年度の上期試験(例年3月頃申込)です。半年以上先になるので、受験を考えている方は申込開始日をカレンダーに入れておくことをおすすめします。
Q. 働きながらでも技能試験の練習時間は確保できますか?
A. 候補問題13問はあらかじめ全て公表されているので、範囲は限られています。平日夜や休日にまとまった時間を作り、40分の制限時間を意識して繰り返し練習すれば、働きながらでも十分間に合います。
まとめ
- 令和8年度下期試験の申込は2026年8月17日(月)10時〜9月3日(木)17時
- 技能試験は12月12日(土)または13日(日)。申込から本番まで約3ヶ月半ある
- 学科はCBT方式なら期間内で都合の良い日を選べる。技能は候補問題13問が事前公表されるので対策が立てやすい
- 申込を逃すと次のチャンスは半年以上先の翌年度上期になる
「いつか取りたい」と思っているなら、まずは申込期間をカレンダーに入れることから始めてみてください。出る問題が分かっている試験なので、練習量さえ確保できれば独学でも十分に狙えます。
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