ホットクックの電気代は本当に高い?毎日使うと月いくらになるか現役電気屋が計算してみた【KN-HW24G・2026年】

家電レビュー

※本記事はプロモーションを含みます。

ホットクックは便利だけど、毎日使うと電気代がどれくらいかかるのか気になったことはありませんか。

我が家でもKN-HW24Gを1年以上使っていて(購入の経緯や使い勝手は以前のレビュー記事にまとめている)、時短にはかなり満足している一方、電気代については「なんとなく安心」で済ませていた。

正直に書くと、我が家にはコンセントに挟んで実際の消費電力を測る機器(ワットチェッカーなど)が無いため、この記事の数字は実測ではなく、メーカー公表の定格消費電力から計算した目安だ。実測ではない点をまず先にお伝えしておく。

先に結論(この記事のまとめ)

  • ホットクック KN-HW24Gの定格消費電力は800W(シャープ公式仕様より)。
  • この数値で計算すると、1回60分の調理で約25円、毎日1回使っても月700円台という試算になる。
  • ただし実際は加熱と保温を繰り返すため、この金額は「上限の目安」であり、実際はもっと安いことが多い
  • 2.4Lで作り置きすれば1食あたりの電気代はさらに下がる。

電気代の計算方法(出典を明記)

電気代は基本的に次の式で計算する。

消費電力(kW)× 使用時間 × 電気の単価(円/kWh)

電気の単価は、地域や契約プランによって差があるが、この記事では公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が公表する「新電力料金目安単価」の1kWhあたり31円を使う。大手電力会社の実際の請求額の平均ともほぼ一致する目安値で、当ブログのエアコン電気代シリーズ(冷房と除湿の電気代比較記事など)でも同じ単価をベースにしている。

KN-HW24Gの消費電力は800W(メーカー公表値)

シャープ公式サイトの仕様ページと価格.comのスペック表の両方で、KN-HW24Gの定格消費電力は800Wと確認できた。100V・50-60Hz共用で、特別な工事なしで使える一般的な家庭用コンセントに対応している。

※後継機のKN-HW24Hも同じく800W。1.6LサイズのKN-HW16Gも800Wとなっている(各社の仕様ページで確認)。

実際は「もっと安い」ことが多い理由

ここは正直に書いておきたい。800Wという数字は調理中ずっとフルパワーで動き続けた場合の上限値だ。炊飯器や電気ケトルと同じで、ホットクックの加熱も「温める→サーモスタットで止める→また温める」を繰り返す仕組みになっている。

つまり調理時間中ずっと800Wを使い切っているわけではないため、以下の試算は「これより高くなることはまず無い、上限の目安」として見てほしい。実際の消費電力を知りたい場合は、ワットチェッカー(電力計)をコンセントに挟んで測るのが確実な方法だ(我が家にはまだ無いので、気になる方向けに後述する)。

調理時間別・電気代の目安表

ホットクックのメニューは、スープ系の20〜30分から、煮込み料理で60〜90分程度までさまざまだ。代表的な時間で計算してみた。

調理時間 1回あたり 毎日1回・30日
30分(スープ・下ごしらえ等) 約12.4円 約372円
60分(カレー・肉じゃが等) 約24.8円 約744円
90分(豚の角煮等・じっくり系) 約37.2円 約1,116円

毎日60分メニューを1回使う想定でも、月700円台という計算になる。しかも前述の通りこれは上限の目安なので、実際の電気代はこれより下がる可能性が高い。

1食あたりで見るとさらに安く感じる

KN-HW24Gは2.4Lサイズで、カレーなら8皿分くらいまとめて作れる(以前のレビューでも触れた通り)。60分調理で8皿分作った場合、電気代は1皿あたり約3.1円という計算になる。作り置きでまとめて仕込むほど、1食あたりの電気代は小さくなる。

電気屋メモ
今回の数字はあくまで「定格消費電力からの計算」であり、実測ではない。正確な数字が知りたい方は、コンセントに挟むだけのワットチェッカーで実際の消費電力・積算電気代を測るのがいちばん確実。我が家も次に買うならこれを試してみたいと思っている。

電気代以外に見るべきポイント

ホットクックの導入を電気代だけで判断するのはもったいない。以前のレビュー記事にも書いたが、我が家では「毎日1時間程度の料理の手間が減った」という時短効果のほうが大きかった。電気代は月1,000円もかからない一方、料理にかかる時間そのものが減る点も含めて考えると判断しやすい。

また、以前試した「調理機能付き炊飯器での代用」は、ご飯と同時調理ができない・匂い移り・1年で圧力弁が壊れるという結果に終わった。この体験も含めてレビュー記事にまとめているので、購入を迷っている方はあわせて読んでほしい。

よくある質問(FAQ)

Q. 保温機能を使い続けたら電気代はもっとかかりますか?
A. メーカーの仕様ページには保温時の消費電力の記載が見当たらず、正確な数字は分からない。分からないことは分からないと書いておく。保温を長時間使う場合は、上記の試算より多少上乗せされると考えておくのが無難。

Q. KN-HW24GとKN-HW24Hで電気代は変わりますか?
A. どちらも定格消費電力は800Wで同じなので、電気代の計算上は違いが無い。違いはメニュー数や炒め機能などの使い勝手の部分になる(2台持ちで比較した記事も参考にどうぞ)。

Q. ガスコンロで同じ料理を作るのと比べて安いですか?
A. 我が家では同じ料理をガスコンロと条件をそろえて計測したデータが無いため、正直に「比較できない」と答える。ガスとの比較は条件をそろえないと不公平になるため、この記事では扱わないことにした。

まとめ

  • KN-HW24Gの定格消費電力は800W(シャープ公式・価格.comで確認)。
  • 1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算すると、60分調理で1回約25円、毎日使っても月700円台
  • ただしこれは実測ではなく計算上の「上限の目安」。実際はヒーターの入り切りがある分、もっと安いことが多い。
  • まとめて作り置きするほど1食あたりの電気代は下がる。
  • 電気代だけでなく、時短効果も含めて判断するのがおすすめ。

ホットクックそのものの使い勝手や購入のコツはこちらのレビュー記事で詳しく書いている。

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