子どものスマホ代は月293円|キッズケータイより日本通信SIM+安いスマホが正解だった現役電気屋の実体験【2026年】

スマホ・PC・格安SIM

子どもに持たせるスマホ、毎月いくら払っていますか? キャリアのキッズケータイや子ども向けプランは「安心」を売りにしていますが、料金で見ると意外と割高です。

筆者の家庭では、子どものスマホをRakuten Mini → Rakuten Hand 5G(P780)→ Redmi 14Cと乗り継いできました。最初のRakuten Miniは、楽天モバイルが1GB未満0円だった頃に使っていたもの。その後Rakuten Hand 5Gに買い替え、途中で日本通信SIMに乗り換えてからは、ずっと日本通信です。今は月293円(1GB)。専用のキッズケータイを買わず、「安いスマホ+格安SIM」にしただけで、子ども1人あたりの通信費はここまで下がりました。この記事では、現役電気屋の筆者が実際にやっている方法と、子どもに持たせる時だけの落とし穴を正直に解説します。


🎯 結論ボックス

  • キッズケータイ(専用機)より「安いスマホ+格安SIM」のほうが安く、できることも多い
  • ✅ 筆者は子どものスマホを日本通信SIMで運用。合理的シンプル290プラン=月290円(1GB)+ユニバーサルサービス料で実質293円
  • ✅ 通話は11円/30秒(大手の半額)。連絡が取れれば十分という小学生にちょうどいい
  • ✅ 端末は高くなくてOK。筆者は1万円台のRedmi 14C。物理SIMなのでSIMを差すだけでEIDもプロファイルも不要
  • ⚠️ 最大の注意点=子ども用Googleアカウントは「おサイフケータイ(タッチ決済)」が使えない。ここは電気屋として必ず先に伝えたい
  • ✅ ファミリーリンクでフィルタリング・使いすぎ防止・位置の確認ができる

筆者は地方在住・4人家族の現役電気屋(でんきや慎ちゃん)です。家族の通信費は本気で下げたい一方で、子どもの安全は最優先。その両立を考えてたどり着いたのが「専用キッズケータイを買わず、安いスマホに格安SIMを入れて、設定で守る」というやり方でした。

なぜ「キッズケータイ」より「安いスマホ+格安SIM」なのか

キャリアのキッズケータイは、本体こそ安く見えても、キャリア回線とのセット契約が前提です。そして「親と同じキャリアなら家族間通話が無料」という前提が崩れると、料金が一気に上がります。

たとえば、親がドコモをやめて楽天モバイルなどに乗り換えると、子どものキッズケータイ(ドコモ)への通話が有料になり、月の支払いが数百円から千円超に跳ね上がる——これは実際によくある話です。専用機は「親のキャリアに縛られる」のが弱点なんです。

一方、安いスマホに格安SIMを入れる方式なら、親が何のキャリアを使っていようと関係ありません。子どもの回線は子どもの回線として、いちばん安いプランで独立して持てます。これが筆者が専用機を選ばない理由です。

筆者の実体験|端末は3世代、SIMは楽天0円から日本通信へ

筆者の家庭では、子どものスマホをこう乗り継いできました。

  • ① Rakuten Mini:世界最小級の超小型スマホ。楽天モバイルが1GB未満0円だった頃、これを「キッズケータイ代わり」に楽天モバイルで持たせていました(月0円)。
  • ② Rakuten Hand 5G(P780):はじめは楽天モバイルのまま使っていましたが、途中で日本通信SIMに乗り換えて運用しました。画面が大きくなって子どもも見やすく、操作もしやすい一台でした。
  • ③ Redmi 14C(今):1万円台で買えるのに大画面・大容量バッテリー。日本通信SIM(物理SIM)を挿して月293円で使っています。

ポイントは、日本通信に移ってからは、端末を変えてもプラン(日本通信)はそのまま使い回せること。子どもの成長や端末の故障で機種を変えても、回線はそのままでいいので無駄がありません(今のRedmi 14Cは物理SIMなので、差し替えるだけです)。今使っているRedmi 14Cの実機レビューはXiaomi 14C レビュー|コスパ最強ミドルレンジの実力にまとめています。

料金の実際|日本通信「合理的シンプル290プラン」

筆者が子どもの回線に使っているのは、日本通信SIMの合理的シンプル290プランです。

項目 内容
月額基本料 290円(1GB)=ユニバーサルサービス料を足して実質293円
データ追加 1GBごとに220円(使った分だけ)
通話料 11円/30秒(大手キャリア22円/30秒の半額)
通話オプション 70分定額700円/かけ放題1,600円(子どもなら不要なことが多い)
初期手数料 3,300円(後述のスターターパックで節約可)
契約縛り 最低利用期間・解約金なし

※2026年6月時点・税込。料金は変わることがあるので、契約前に日本通信SIM公式でご確認ください。

小学生の子どもは、家ではWi-Fi、外では「親に連絡が取れれば十分」という使い方がほとんど。1GBでもまず足りますし、足りなければ220円ずつ足せるので、使いすぎて高額請求…という事故も起きにくいのが安心です。日本通信SIMが自分に向くかどうかは日本通信SIMが向く人・向かない人も読んでみてください。

★電気屋の正直な注意点|子どもアカウントは「おサイフケータイ」が使えない

これがいちばん伝えたい注意点です。子ども(13歳未満)に持たせるスマホは、ファミリーリンクで管理する子ども用Googleアカウントで使うのが基本になります。ところが——

子ども用のGoogleアカウントでは、Google Pay(=Androidのおサイフケータイ/タッチ決済)が使えません。

「スマホを持たせたんだから、交通系やコード決済も使わせよう」と思っても、子どもアカウントだと本人名義の支払い設定ができず、タッチ決済も使えないのです(アプリの課金も保護者の承認・ファミリー支払いが前提)。これはGoogleの仕様で、機種を変えても回避できません(参考:Google For Families ヘルプ)。

つまり、「子どもにスマホ決済をさせたい」なら別の準備(プリペイドのICカードを物理で持たせる等)が必要ということ。安く持たせること自体は何の問題もありませんが、「スマホ=何でもキャッシュレスできる」と思い込むとつまずきます。先に知っておけば慌てません。

キッズケータイ vs 安いスマホ+格安SIM(比較表)

項目 キッズケータイ(専用機) 安いスマホ+格安SIM(筆者)
月額の目安 500〜1,200円(親のキャリア次第で上がる) 約293円〜(独立して安い)
親のキャリアの影響 受けやすい(家族間無料が崩れると高くなる) 受けない
できること 通話・SMS・位置情報など限定的 通話・SMS・LINE・地図・カメラなど普通のスマホ
フィルタリング 機種の機能で対応 ファミリーリンクで細かく管理
おサイフケータイ 機種により非対応 子どもアカウントは不可(要注意)
端末の使い回し しにくい SIMを差し替えるだけで機種変できる

「小学生にスマホはまだ早い」という考え方ももちろんありますが、持たせるなら専用機より安いスマホ+格安SIMのほうがコスパが良く、設定で十分に安全を確保できる、というのが筆者の結論です。

安全に持たせる設定(ファミリーリンク)

子どもにAndroidスマホを持たせるなら、Googleの「ファミリーリンク」を必ず設定しましょう。無料で、次のことができます。

  • アプリの利用制限・課金の承認制(勝手にアプリを入れない/課金させない)
  • 使いすぎ防止(1日の利用時間や就寝時間の設定)
  • フィルタリング(有害サイトのブロック・検索の制限)
  • 位置の確認(今どこにいるかを親が確認できる)

「連絡が取れる」「居場所が分かる」「使いすぎない」——キッズケータイに期待することは、安いスマホ+ファミリーリンクでほぼカバーできます。

物理SIM機なら手続きはカンタン|EIDもプロファイルも不要

格安SIMの乗り換えで「EID」「eSIMのプロファイル」といった言葉につまずく人がいますが、これはeSIM(本体に書き込むSIM)を使う場合の話です。

筆者が今使っているRedmi 14Cは物理SIM(カードのSIM)が2枚挿せるタイプ。日本通信SIMをカードで申し込んで、本体に挿すだけで使えます。EIDを調べたり、APN構成プロファイルを入れたりという手間が省けるので、機械が苦手な人や、子ども用に手早く用意したい人には物理SIM対応の安いスマホがいちばんラクです。

もちろんeSIMでも使えますが、その場合はEID(端末の識別番号)の確認やプロファイルの設定が必要になります。「とにかく簡単に」を優先するなら物理SIM機、と覚えておくと迷いません。

端末はどう用意する?

子ども用なら、高性能なスマホは要りません。1万円台のエントリースマホで十分です。筆者が使っているRedmi 14Cのような新品の安いモデルか、状態の良い中古でもOK。日本通信SIM(ドコモ回線)が使える機種かどうかだけ確認して選びましょう。

初期手数料3,300円は、日本通信SIMの「スターターパック」を使うと節約できます。Amazonなどで2,000〜2,500円前後で売られていることがあり、これを使えば手数料が浮きます。先に用意しておくと、解約・切り替えをスムーズに進められます。

中古端末で安く済ませたい場合は、選び方の注意点を中古iPhone失敗しない選び方にまとめています(Androidにも考え方は使えます)。スマホ料金そのものを見直したい人は1円スマホは本当に1円?「本当のコスト」もどうぞ。

こんな家庭に向く・向かない

向いている家庭 向いていない家庭
子どもの通信費を安く抑えたい とにかく設定をいじりたくない
連絡・位置確認・LINEができれば十分 子どもにもスマホ決済をフル活用させたい
親のキャリアに料金を左右されたくない 店頭で全部設定してほしい(格安SIMは基本セルフ)
機種を変えてもSIMは使い回したい

よくある質問

Q. 1GBで足りますか?

家ではWi-Fi、外は連絡用、という小学生の使い方ならまず足ります。動画を外で長時間見るような使い方をしなければ十分。足りなければ1GB=220円で足せますし、ファミリーリンクでデータの使いすぎ自体を抑えられます。

Q. 親と違うキャリアでも子どもと連絡できますか?

できます。通話もSMSもLINEも、回線が別でも普通に使えます。むしろ「親のキャリアに縛られない」のが格安SIM方式のメリットです。

Q. 子どもにおサイフケータイ(交通系・コード決済)を使わせたいのですが?

本文のとおり、子ども用Googleアカウントでは基本的に使えません。交通系を持たせたいなら、物理のICカード(チャージ式)を別に用意するのが現実的です。

Q. 物理SIMとeSIM、どちらがいいですか?

手軽さなら物理SIM。本体に挿すだけでEIDもプロファイルも不要です。本体に物理SIMスロットがない機種(最近の一部iPhoneなど)はeSIMになります。

まとめ

  • 子どものスマホは「専用キッズケータイ」より安いスマホ+格安SIMが安くて便利
  • 筆者は日本通信SIMで月293円(1GB・通話11円/30秒)。端末は楽天mini→Rakuten Hand→Redmi 14Cと乗り継いでもSIMは使い回し
  • ⚠️ 子ども用Googleアカウントはおサイフケータイ(タッチ決済)が使えない——ここだけは先に知っておく
  • ファミリーリンクでフィルタリング・使いすぎ防止・位置確認ができる
  • 物理SIM機ならEID・プロファイル不要で差すだけ。初期手数料はスターターパックで節約

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