タントL375Sのプラグ交換DIY|15分・3,300円の手順とイリジウムタフの交換目安

外した古いイリジウムパワーのプラグと新しいイリジウムタフのプラグを並べた写真 車・バイク・DIY

※本記事はプロモーションを含みます。


この記事の結論

  • ダイハツ タント(L375S・KFエンジン・3気筒)のスパークプラグ3本を自分で交換。作業時間は約15分
  • プラグ代はAmazonで3本3,300円(DENSO イリジウムタフ VXUH20I)
  • 使った工具は16mmのプラグレンチ・10mmのレンチ・マイナスドライバーの3つだけ
  • デンソー公式の交換目安は、イリジウムタフで軽自動車約5万km。走行74,559kmでの交換なので、次は約12.4万kmが目安

走行距離が7万kmを超えたので、タントのスパークプラグを交換しました。結論から言うと、エンジンの上のコイルを3つ外してプラグを差し替えるだけで、作業自体は15分で終わります。この記事では、使った部品・工具、手順、プラグの寿命と次の交換時期を、実際に作業した内容に沿ってまとめます。

交換した車と部品

項目 内容
車 ダイハツ タント L375S(KFエンジン・3気筒)
走行距離 74,559km(交換時のメーター)
外したプラグ DENSO イリジウムパワー IXUH20I
付けたプラグ DENSO イリジウムタフ VXUH20I(部品番号 V9110-5650)
プラグ代 Amazonで3本3,300円

メーターの表示は下の写真のとおりです。

ダイハツ タントのメーターに表示された走行距離74,559km

前回いつ交換したかは分からないため、古いプラグを何km使ったかは書いていません。

用意したもの

新しいデンソー イリジウムタフのプラグ3本と箱、プラグレンチ、レンチ、マイナスドライバー
  • 新しいスパークプラグ3本(イリジウムタフ VXUH20I)
  • プラグレンチ16mm(ディープソケット)。写真はT字でスプリング付きのタイプ
  • 10mmのレンチ(点火コイルを留めているボルト用)
  • マイナスドライバー(コイルのコネクタを外すため)

プラグは車種ごとに適合が違います。購入前に、デンソーの適合表や、いま付いているプラグの型番で確認してください。同じ型番でも、商品ページによって「◯◯用」と車種名が違う場合があります。

▼ 今回使ったプラグ(VXUH20I・3本セット)
デンソー イリジウムタフ VXUH20I(V9110-5650)3本セット(Amazon)

交換の手順

作業はエンジンが冷えた状態で始めます。エンジンルームを開けると、エンジン上部に3気筒ぶんのコイルが並んでいます。

1. コイルのコネクタを外す

各コイルについているコネクタを、マイナスドライバーで爪を押さえながら外します。無理に引っ張らず、爪の位置を確認してから外すのがコツです。

2. コイルを留めている10mmのボルトを外す

コイルは10mmのボルトで固定されています。ボルトを外し、なくさないよう置いておきます。

3. コイルを抜く

ボルトを外したら、コイルをまっすぐ上に引き抜きます。3本とも外すと、プラグが入っている深い穴が3つ見えます。

点火コイルを外したタントのエンジン上部。左のプラグ穴にプラグレンチを差している

4. 16mmのプラグレンチで古いプラグを外す

プラグレンチを穴の奥までまっすぐ差し込み、左に回して外します。デンソーの案内では、プラグホールが深いエンジンはレンチが傾いていても気づきにくく、傾いたまま回すとプラグの白い碍子(がいし)が割れることがあるとされています。レンチはまっすぐ差して回します。

穴の中にゴミを落とさないことも大切です。外した直後の穴は、ふさぐか、すぐに新しいプラグを入れる流れで作業すると安心です。

5. 新しいプラグは、最初に手で回してねじ込む

新しいプラグは、いきなりレンチで回さず、最初は手でねじ込みます。ここを手で回すと、ネジ山を斜めに噛ませる失敗を避けられます。軽く回らなくなったところで、プラグレンチに替えます。

デンソーの案内には、ネジ部に潤滑剤は使わないこと、取り付け前にガスケット(根元のリング)が付いているか確かめることも書かれています。

6. 締め付ける

締めすぎはネジの破損、締め足りないと燃焼ガスもれや緩みの原因になります。デンソーの取付方法のページには、ネジ径M12のプラグは推奨トルク15〜20N・m、新品は座面に当たってから約1/3回転、と書かれています。トルクレンチがない場合は、この回転角が目安になります。実際に付けるプラグの箱や車の整備書でも、ネジ径と指定を確認してください。

7. コイルを戻す

3本とも交換したら、コイルを元の穴に差し込み、10mmのボルトで留めて、コネクタを「カチッ」と音がするまで差し込みます。エンジンをかけて、回転が安定していることを確認して終わりです。

外した古いプラグ

外した古いイリジウムパワーのプラグ(左)と新しいイリジウムタフ(右)を並べた写真

左が外した古いプラグ、右が新しいプラグです。写真で分かる範囲では、古いほうはネジ部が茶色くくすんでいて、新品は銀色できれいです。電極の減り具合までは写真からは判断できないので、見た目の違いだけを書いておきます。

プラグの寿命と次の交換時期

デンソーのスパークプラグ公式サイト「プラグの寿命と交換目安」(2026年10月に確認)では、交換目安は次のように示されています。

プラグの種類 4輪乗用車 軽自動車
イリジウムパワー(一般寿命タイプ) 〜20,000km 〜10,000km
イリジウムタフ(長寿命タイプ) 〜100,000km 〜50,000km

公式の注記には、これらは「およその目安」で、車の特性や使い方で変わること、小排気量車やエンジンを高回転で使うことが多い車では寿命が短くなる場合があることが書かれています。軽自動車はこの条件に当てはまりやすいので、数字はあくまで上限の目安と考えるのが安全です。

今回の交換は74,559kmなので、イリジウムタフの軽自動車の目安(約5万km)を足すと、次の交換は約12.4万kmが目安になります。ただし、車の取扱説明書やメンテナンスノートに交換時期の指定がある場合は、そちらを優先してください。エンジンのかかりが悪くなった、燃費が落ちたと感じたときも、早めの点検のサインです。

デンソーの案内では、電極が消耗したプラグを使い続けると点火コイルに負担がかかり、コイルの寿命も短くなるとされています。

費用の比較

自分で交換 お店に頼む
プラグ代 3本3,300円(Amazon) お店で購入する場合は店の価格
工賃 0円(自分の15分) オートバックス公式の目安は1本550円〜(税込)。3本なら1,650円〜

オートバックスの公式サイト(2026年10月に確認)では、スパークプラグ交換の目安工賃は1本550円〜(税込)、作業時間は20分〜、特殊車両を除くとされています。「〜」と書かれているとおり、車種やプラグの位置によって上がることがあります。3本ぶんは単純計算で1,650円〜です。

工賃だけを見ると、節約できる額は大きくありません。それでも自分でやる良さは、プラグの銘柄を選べること、予約や待ち時間がいらないこと、作業の中身が分かることです。工具を揃える手間が負担なら、お店に頼むのも十分に合理的です。

車まわりの出費を全体で見直したい方は、車の維持費を3パターンで整理した記事もどうぞ。

作業するときの注意点

  • エンジンが熱いうちは作業しない。冷えてから始める
  • プラグレンチは穴にまっすぐ差す(傾けると碍子が割れることがある)
  • ネジ部に潤滑剤は使わず、最初は手でねじ込む
  • 締め付けは、デンソーの推奨トルク・回転角か、車の整備書の指定に従う
  • 外したコイルのボルト・コネクタは、元の位置に戻す
  • プラグの型番は、車種・エンジンに合うものを選ぶ
  • 不安な点があるときは、無理をせず整備工場に相談する

よくある質問

Q. 工具はどれが必要ですか?

A. 今回の車では、16mmのプラグレンチ、10mmのレンチ、コネクタを外すマイナスドライバーの3つでした。プラグホールが深いので、ディープソケットのプラグレンチが必要です。

Q. イリジウムパワーとイリジウムタフは何が違いますか?

A. デンソーの区分では、イリジウムパワーは一般寿命タイプ、イリジウムタフは長寿命タイプです。軽自動車の交換目安は、イリジウムパワーが〜10,000km、イリジウムタフが〜50,000kmです。

Q. 3本まとめて買う必要がありますか?

A. 3気筒のエンジンなので、3本を同時に交換するのが基本です。

まとめ

  • タントL375Sのプラグ交換は、コイルを外して差し替えるだけで約15分
  • 部品代は3本3,300円。工具は16mmプラグレンチ・10mmレンチ・マイナスドライバー
  • デンソー公式の軽自動車の目安は、イリジウムパワー〜10,000km、イリジウムタフ〜50,000km
  • 次の交換は約12.4万kmが目安。取扱説明書の指定も確認する

あわせて読みたい

参考:DENSO スパークプラグ「プラグの寿命と交換目安」/同「取付方法」/オートバックス ピットサービス・メニュー

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