光回線の「更新月」を逃すと数万円損?違約金ゼロで乗り換えるタイミングを現役電気屋が解説【2026年】

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毎月かかる固定費の中でも、光回線(自宅のインターネット)は「契約したときのまま、何年も払い続けている」人がとても多いサービスです。実はこの光回線、解約・乗り換えのタイミングを1〜2ヶ月ずらすだけで、数千円〜数万円の違約金(解約金)を払わずに済むことがあります。そのカギになるのが「更新月(こうしんづき)」です。

「更新月って何?」「自分の更新月っていつ?」——よく分からないまま放置していると、いざ乗り換えようとしたときに「違約金が◯万円かかります」と言われて諦めてしまいがちです。現役電気屋(でんきや慎ちゃん・固定費を本気で削る派)の筆者が、更新月の仕組み・自分の更新月の調べ方・違約金ゼロで乗り換える手順を、配線や工事の現場目線も交えてやさしく解説します。【2026年版】

※この記事は一般的な仕組みの解説です。違約金の有無や金額は契約内容・契約時期によって異なります。実際の手続き前に、必ずご自身の契約内容をご確認ください。


🎯 結論ボックス

  • ✅ 多くの光回線は2年(または3年)の自動更新契約。途中解約だと違約金がかかる
  • 「更新月」に解約・乗り換えれば違約金はゼロ。更新月は契約満了月の前後(事業者により1〜3ヶ月の幅)
  • ✅ 自分の更新月はマイページ(My docomo・My au・My SoftBankなど)で数分で確認できる
  • 2022年7月以降に契約した回線なら、違約金の上限は「月額料金1ヶ月分」までに下がっている(法改正)。それ以前の契約は高額なまま
  • ✅ 違約金とは別に「工事費の残債(分割の残り)」がかかることがある。ここが盲点
  • ✅ 光コラボ同士なら「事業者変更」で工事不要・電話番号そのままで乗り換えられる

そもそも「更新月」とは?なぜ大事なのか

光回線の多くは、「2年自動更新」という契約です。これは、2年ごとに契約が自動で更新され、更新のタイミング以外で解約すると違約金(解約金)がかかる仕組みのこと。逆に言えば、更新のタイミング=「更新月」に解約すれば、違約金はかかりません

たとえばソフトバンク光の「2年自動更新プラン」では、契約が成立した月を1ヶ月目として、24ヶ月目が契約満了月。そして契約満了月の当月・翌月・翌々月(=3ヶ月間)は解除料がかからないとされています(事業者によって更新月の幅は1ヶ月だけのこともあれば3ヶ月のこともあります)。

この「数ヶ月の窓」を逃すと、また次の更新月(さらに2年後)まで違約金がついて回ります。だからこそ、「自分の更新月がいつか」を先に知っておくことが、固定費を下げる第一歩になるんです。

★まず自分の「更新月」を調べる(マイページが最短)

更新月は、契約書類を引っ張り出さなくても各社のマイページ(会員ページ)にログインすれば数分で確認できます。多くの場合、同じ画面で「工事費の残債(分割の残り)」も一緒に確認できるので、セットで見ておきましょう。

回線 確認する場所 見るところ
ドコモ光 My docomo(アプリ/Web) 契約内容の確認・変更 → ドコモ光の契約情報
auひかり My au(アプリ/Web) ご契約内容の確認・変更 → auひかり
ソフトバンク光 My SoftBank 契約・オプションの確認 → 契約更新月・工事費残債
その他(光コラボ等) 各社の会員ページ 「契約更新月」「契約満了月」「解除料」で検索

マイページが分からない・ログインできない場合は、カスタマーセンターに電話して「私の契約更新月はいつですか?」と聞くだけでも教えてもらえます。このとき「工事費の分割は残っていますか?」も一緒に確認しておくと、あとで請求にびっくりせずに済みます。

違約金は今いくら? 2022年7月の法改正で変わった

「違約金が怖くて動けない」という人ほど知ってほしいのが、2022年7月1日の電気通信事業法の改正です。これにより、2022年7月1日以降に契約した回線は、解約違約金の上限が「月額料金1ヶ月分まで」に下げられました。あわせて、「契約解除手数料」などを別途請求することもできなくなっています

つまり、最近契約した回線なら、違約金はせいぜい数千円程度。乗り換え先の割引やキャンペーンで十分にカバーできる金額です。

⚠️ ただし「2022年6月30日まで」の契約は要注意
法改正の前(2022年6月30日まで)に結んだ契約は、従来どおりの高い違約金(1万円〜2万円台のことも)が残っている場合があります。長く同じ回線を使っている人ほど、更新月での解約を意識する価値が大きいということです。

★盲点:違約金「ゼロ」でも工事費の残債は別にかかる

ここは電気屋として強くお伝えしたいポイントです。更新月に解約して違約金がゼロでも、「工事費の残債」は別に請求されることがあります

光回線の開通工事費(2〜4万円ほど)は、「実質無料」として月々の料金から分割で割り引かれているケースが大半です。これは裏を返すと、分割の途中で解約すると、割引が止まって“残り”を一括で払うことになる、という意味。たとえば「工事費30ヶ月分割」の途中(20ヶ月目)で解約すると、残り10ヶ月分がまとめて請求される、というイメージです。

そのため、本当の意味でお金をかけずに乗り換えたいなら、「更新月」かつ「工事費の分割が終わっている」タイミングがベスト。マイページで両方を確認しておきましょう。

違約金ゼロで乗り換える手順(更新月の2〜3ヶ月前から動く)

乗り換えは、更新月の“当日”に慌ててやるものではありません。新しい回線の開通には時間がかかるので、更新月の2〜3ヶ月前から準備を始めるのが鉄則です。

  1. 自分の更新月と工事費残債を確認(マイページ。前述)
  2. 乗り換え先を決める(料金・スマホとのセット割・キャンペーンで比較)
  3. 乗り換え先を先に申し込む(光コラボ間は「事業者変更」、フレッツ光からは「転用」で工事不要・番号そのまま)
  4. 新回線が開通したのを確認してから、旧回線を更新月に解約(ネットが使えない空白期間を作らない)
  5. 旧回線の機器(ONU・ルーター等)を返却(返却が遅れると違約金になることも)

【電気屋メモ】「事業者変更」「転用」なら工事は不要
ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかりなどは、どれもNTTの「フレッツ光」の設備を使った「光コラボ」です。光コラボ同士の乗り換え(事業者変更)や、フレッツ光からの乗り換え(転用)は、すでにある回線をそのまま使うので、立ち会い工事も配線のやり直しも基本的に不要。電話番号もそのまま引き継げます。一方、auひかり・NURO光・コミュファ光など「独自回線」へ乗り換える場合は、新たに開通工事が必要になります(その分、速度や独自割引のメリットもあります)。

更新月を逃した・もう過ぎていた場合は?

「気づいたら更新月を過ぎていた…」というときも、選択肢はあります。

  • 乗り換え先の「違約金負担キャンペーン」を使う:他社からの乗り換えで、違約金や工事費残債を一定額まで負担してくれる回線があります。これを使えば、更新月を待たずに実質ゼロで乗り換えられることも。
  • 「自動更新なし(縛りなし)プラン」に変更しておく:事業者によっては、更新月に「自動更新あり → 自動更新なし」へ切り替えられます。こうしておくと、次からはいつ解約しても違約金がかからない状態に。月額は少し上がることもありますが、「もう縛られたくない」人には有効です。
  • 次の更新月まで待つ:違約金がそれほど高くない(=2022年7月以降の契約)なら、無理に待たず乗り換えてしまうほうが、トータルで安くなることも多いです。

電気屋の本音|「更新月」より大事なのは“そもそも安い回線か”

更新月をうまく使うのはもちろん大事ですが、筆者が現場で感じるのは、「2年に1回の解約金を気にするより、毎月の料金そのものを下げるほうが効く」ということ。月1,000円違えば、年12,000円、2年で24,000円。違約金1回分くらいは、あっという間に取り返せます。

だから順番としては、①自分の更新月と残債を把握 → ②スマホとセットで安くなる回線を選ぶ → ③更新月に合わせて乗り換えるのが王道。乗り換えで「電話1本の引き止め割引」を引き出すコツは光回線の解約電話1本で月1,100円割引してもらった話に実体験でまとめています。回線選びそのものはBIGLOBE光の評判は正直どう?ソフトバンク光の割引を最大化する方法もどうぞ。

よくある質問(FAQ)

Q. 更新月は1ヶ月だけですか?

事業者によります。ソフトバンク光のように「契約満了月+翌月+翌々月」の3ヶ月を解除料なしとする会社もあれば、更新月が1ヶ月だけの会社もあります。必ずマイページか電話で、自分の回線の「解除料がかからない期間」を確認してください。

Q. 違約金ゼロなら本当に1円もかかりませんか?

違約金(解約金)はゼロでも、工事費の分割が残っていればその残債機器をレンタルしていれば返却が必要です。本文の「工事費の残債」の章を必ず確認してください。

Q. 乗り換えるとネットが使えない期間ができますか?

光コラボ間の「事業者変更」なら、回線をそのまま引き継ぐので空白期間はほぼありません。独自回線への乗り換え(工事あり)の場合は、新回線が開通してから旧回線を解約すれば空白を防げます。

Q. 工事費の残債はいくらくらい?

もともとの工事費(2〜4万円ほど)を分割している残り分です。たとえば30回払いの15回目で解約すれば、残り15回分が一括請求されるイメージ。マイページで「工事費残債」「分割支払金残額」などの項目で確認できます。

まとめ

  • 光回線は2年(3年)自動更新が多い。「更新月」に解約・乗り換えれば違約金ゼロ
  • 更新月はマイページで数分で確認。同じ画面で工事費の残債もチェック
  • 2022年7月以降の契約は違約金の上限が月額1ヶ月分まで。それ以前の契約は高額なことも
  • 違約金ゼロでも工事費の残債は別。残債が終わっているとなお良い
  • 乗り換えは更新月の2〜3ヶ月前から準備。光コラボ間は工事不要・番号そのまま
  • 更新月を逃しても違約金負担キャンペーン・縛りなしプランで挽回できる

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